【生え替わり期の子どもの歯⑥】ついに決断!プチ矯正!?装置の名前は「ムーシールド」!!

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歯並び

永久歯への生え変わりが上手くいかず、上の前歯が1本だけ内側に入り込んでしまいました。

歯科で教えてもらった方法を試すものの、変化のない日々を過ごしました。

「自分の指で歯を押し出す」というかかりつけの歯科で教えてもらった方法に、私自身、消極的になってしまったことも理由の1つでした。

知り合いの別の歯医者さんに相談したところ、指で押す方法は有効かもしれないけど、力加減によっては脱臼することがあり、それで神経を傷つけてしまうと取り返しがつかないので、あまりオススメしないという意見をいただいたからです。

家庭で積極的にできることがなくなってしまいました・・・

このまま続けることで、治る可能性もあるけど、治らないまま月日が流れて歯科矯正・・・となると、大がかりなことになってしまいます。

生え始めの今、何かできることはないかと、受診して相談しました。

そこで勧めていただいたのが、就寝時に上の歯に装着する「ムーシールド」という装置でした。

少し大きめのマウスピースのようなものです。

ムーシールドは既製品で、年齢や用途に合わせて使用されます。

  • Sサイズ:3~5歳くらい(乳歯のとき)
  • Mサイズ:6~11歳くらい(6歳臼歯が生えたころから)

つまり、ムーシールドは3歳ころに反対咬合(受け口)と診断された子どもさんにも使用されるそうです。

既製品なので、インターネット販売もされているようですが、子どもの口に合わせてサイズを選び、上唇小帯(じょうしんしょうたい=前歯の中央にあるスジのこと)の長さなどに合わせて削ったり、経過を見てもらったりする必要があるので、取り扱いのある歯科で相談するのが間違いないです。

専門的な分野になるので、自己判断は難しいですね・・・

自由診療になるので、まず金額の問題がありました。

息子が受診している歯科では、まず、装置の作成・購入に10万円強を要します。

そして、診察のたびに、2,200円がかかります。

しかし、本格的な矯正治療を行うとなると、1期治療の初期費用が35万、さらに月々5,500円・・・

それで治らず2期治療となると、その倍近いお金が加算されます。

ムーシールドを使用したからといって、治る保障はないし、反対咬合が治ったとしても、今後歯並びがどうなるかはわかりません。

うーーーーん・・・

悩みましたが、治療を開始することに決めました。

後押しされた理由の1つは、ムーシールドだけで治らずさらに矯正治療が必要になった場合、先に支払ったムーシールドの10万円を、1期矯正の費用から引いてくれるというシステムでした。

つまり、1期矯正のみ行う場合も、ムーシールドを使ってから1期矯正に移行する場合も、基本料金は変わらないということです。

1期治療から2期治療へ移行する場合も同じ対応をしてくれるそうです。

お金のことは、本当に大きな問題ですね。

使用を決めた2つめの理由は、ムーシールドは歯並びだけでなく、舌の位置を矯正する役割も担っているためでした。

歯並びにおいて、舌の位置は重要です。

飲み込むときに舌が歯を押す力は、2kgほどあるそうですが、その力が誤った場所にかかると、歯並びや口腔機能に悪影響を与えます。

本来上にあるはずの舌が、息子は下方にあることが多かったので、反対咬合を治しながら舌の位置も矯正できるのは、大変ありがたいことでした。

矯正において、歯並びが逆戻りしないことは大切ですね。

そして3つめ、できるだけ早期の方が、本人に負担がないだろうと考えたからです。

やはり矯正治療は痛みを伴うことが多いと聞くので、少しでも痛みなく短期で行える可能性があるなら、試してみたいと思いました。

・・・・・・

色々なことを考え、息子とも話をしてムーシールドの使用を決めたのですが、診断のためには、骨格の撮影や、上下の歯の型取りやが必要でした。

型取りって、たしかに、大人でも嫌ですよね。

だけどそこまで私の気が回らず(お金の工面で精一杯だったので・・・笑)、あまり説明もないままに始まったもので、息子は大号泣でした。

まわりのお母さんに聞くと、型取りのときに吐いたという子もいました。

未だに「あの金属と粘土みたいなやつが嫌だった。もう二度としない」と言っています。

・・・先が思いやられる感じ、ありました。

次回、【生え替わり期の子どもの歯⑦】ついに完成、ムーシールド!思ったより大きいけど、大丈夫!?に続く・・・

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