そろタッチとは、そろばんの仕組みをアプリに応用した新しい暗算学習法です。
タブレットの上の「珠」に両手でタッチして操作します。
開発のきっかけは、元々そろばん教室をしていた先生たちが「そろばんはできても暗算ができない」生徒が多いと気づいたことだそうです。
そこから研究を重ね、保護者から聞き取りを行い、楽しみながら暗算力をしっかり身につけることができるシステムが生まれました。
そろタッチでは、数字を「珠」に変換し、頭の中でイメージして動かします。
また両手を使うことで、効率的に答えを導き出すことができます。
初めの1ヵ月は受講料無料で、その月のうちに解約すれば料金は一切かからないという安心のシステムも人気の1つです。
そろタッチのメリット
自宅で好きな時間に取り組める
学習時間の目安は、1日15~30分とされています。
自分に合った時間とペースで取り組むことができ、学習方法はすべて動画で説明してくれるので、親がそろばんができなくても学習できる仕組みになっています。
ゲーム感覚で楽しめる
継続学習を促すための定期的なイベントやミニゲームなどが用意されており、ゲーム感覚で楽しみながら、しっかりと学習内容が身につくようになっています。
またランキングの表示や、ステージクリアでメダルを獲得できるなど、学習意欲が増す仕掛けがたくさんあります。
細かいカリキュラム設定
個々の学習進度に合わせてスモールステップで学べるよう、細かくカリキュラムが組まれています。
学習が進むと、足し算、引き算だけでなく、かけ算や割り算の複雑な計算も習得できます。
「ちょっとだけ難しい」問題を解くことで、子どもの意欲や「やり抜く力」が育ちます。
安心の一律料金
利用料金は月額3,960円(税込)です。
アプリとしては高く感じますが、そろばん教室に通うことを考えると、かなり安い受講料になります。
年会費や契約金、解約金も必要ありません。
無料体験ができる
無料期間中(登録月内)に解約すれば、費用は一切かかりません。
実際に体験して、納得した上で続けられる安心のシステムです。
国内外で高評価
優れた学習効果が日本だけでなく海外でも認められ、世界19カ国・地域で展開されています。
日本e-Learning大賞「最優秀賞」やキッズデザイン賞など、数々の賞も受賞しています。
そろタッチのデメリット
iPadとWi-Fi環境が必要
両手でタッチして操作するという性質上、画面の小さいスマートフォンでの受講はできません。
2022年4月からGoogle Playストアでも公開が開始されAndroidタブレットでも受講できるようになりましたが、対応していないものもあるので確認が必要です。
また、そろタッチではタブレット上のボードに触れて学習するので、タッチ感度の高いiPadでの受講が推奨されています。
開始適齢期が決まっている
学習開始適齢期は、10までの数がわかるようになった年長児(5歳)から小学2年生(8歳)くらいまでとされています。
そろタッチは数を数字ではなく形でとらえる学習法のため、 筆算で答えが出せるとイメージ力が育ちにくくなります。
小学3年生になると筆算の勉強が始まるので、筆算による基礎計算力がつく前の小学2年生くらいまでに開始するのが適しているとされています。
そろばんなどとの併用が難しい
そろばん経験者がそろタッチで学ぶことはできますが、両者は微妙に操作が違うため、同時進行で行うことは勧められていません。
また、算数教室などでは学校と同じ筆算を軸にした計算法を学ぶので、併用は不向きです。
すでに算数教室に通っている人は、継続してそちらに通うことが勧められています。
アプリの性能への不安
口コミの中で「正解をタッチしているのに誤答と判定される」「反応が悪い」というものが散見されます。
素早い操作が必要になるので、使用する機種の性能にも左右されるのですね。
公式ホームページでも喚起されているように、やはりタッチ感度の高いiPadで受講するのが良いようです。
利用開始するなら月初め
そろタッチは、使い始めた日にちにかかわらず、月ごとに利用料がかかる仕組みになっています。
月末に始めてしまうと、たった数日で無料期間が終わり、すぐ2ヵ月目になってしまいます。
なので、利用開始は月初めにするのがお得になります。
そろタッチの始め方
タブレットの確認
まず第一に、手持ちのタブレットがそろタッチのアプリに対応しているかどうかを確認しましょう。
子どもの手の大きさに合わないので、画面が大きすぎるものも非推奨となっています。
iPadOS
必須環境 :iPadOS13.0以降
機種名 (動作するiPadOS) | 動作保証端末 (最新及び1つ前のバージョン) | 利用可能端末 (左記以外) | 補足 |
---|---|---|---|
iPad | 第6世代~ | 第5世代 | |
iPad Air | 第3世代~、M2 | 第2世代 | 画面サイズが大きいことから、13インチモデルは非推奨 |
iPad mini | 第5世代~ | 第4世代 | |
iPad Pro | 10.5インチ 11インチ 第1世代~、M4 12.9インチ 第2世代~ 13インチ M4 | 9.7インチ 12.9インチ 第1世代 | 画面サイズが大きいことから、12.9、13インチモデルは非推奨 |
AndroidOS
メーカー | 必須環境 | 推奨スペック |
---|---|---|
Lenovo NEC SAMSUNG その他 | Android10.0以降(GoEditionは非対応) 64bitCPU(ABI:arm64-v8a) マルチタッチ対応ディスプレイ(4点以上) オーディオスピーカー、マイク、カメラ | メインメモリ4GB以上 ディスプレイサイズ8~11inch 10点マルチタッチ |
※必須環境を満たしていたとしても、一部の端末ではご利用できない場合がございます ※CPUが64bit対応でもABIが64bitに対応していない端末は非対応になります ※CPU及びABIの64bit対応状況については端末のメーカー様、またはご購入元へ確認をお願いいたします |
※記載メーカーの端末でも一時的に正常に起動しない場合があります。その場合、アプリや端末の再起動、メモリ開放、空き容量の確認等をお試しください。
※本ページの内容はアプリやOSのアップデート等により、随時変更しております。端末の追加予定については個別にはお答えしておりません。
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ユーザー登録
①そろタッチの公式ページにアクセスします。
そろタッチ|そろばん式暗算学習アプリ 無料体験はこちら②「登録前の確認事項」「利用規約・ポリシー」を確認します。
③メールアドレスを入力し「会員登録の案内メール」を受信します。
④届いたメールに記載されたURLにアクセスします。
⑤「保護者の名前」「住所」を入力します。
「使用する子どもの氏名」「ニックネーム」「生年月日」「性別」を入力します。
⑥クレジットカードの決済登録を行います。
そろタッチ|新!暗算学習法そろタッチの口コミ
習い始めて4か月ですが、九九はしっかりマスター。算数の宿題を解くスピードが速くなり、本人もそのスピードに驚いていました。「自分は計算が得意だ」という自信も付き、算数にまったく抵抗がなさそうです。(小1の保護者)
パーフェクトや金メダル、 グランプリでの順位などのシステムがあるので、ほかのそろキッズや昨日の自分との競争を楽しんで取り組んでいます。「きろく」で過去の学習を振り返ることができることも大きいですね。ステージクリアマークやパーフェクトマークがうれしくて、そろタッチを続けられるようです。(年長児の保護者)
月に一度の家族旅行でも、そろタッチをやりたいと言ってiPadを持っていくほど夢中で取り組んでいます。どうしてもやる気が出ない日はアプリ内にある買い物ゲームなどゲーム機能を楽しんでいますが、それが結果的に継続学習につながっています。(年長児の保護者)
そろタッチのまとめ
・注意事項(Androidは推奨しない、そろばんや算数教室との併用は勧めない、月初の利用開始がお得など)が丁寧に記載されており、説明も親切です。
・使用するタブレットによっては、アプリ自体がダウンロードできない場合があるので、まずは機種がアプリに対応しているかどうか確認した上でユーザー登録を行うことが必要です。
・アプリに対応していてもタッチ感度が悪いなど、機種によっては相性が良くない場合もあるようですが、ここは実際に受講してみないと分かりません。
受講を開始した月の末日までに解約すれば料金は一切かからないので、一度試してみてから継続するかどうか考えることができます。
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