【ペダル後付け】自転車になるキックバイク！おすすめ人気ランキングtop10！

「キックバイク（バランスバイク、トレーニングバイク）」とは、ペダルがなく、足で地面を蹴って進む子ども用の乗り物のことを指します。

今回はその中で、キックバイクにペダルを後付けし、自転車としても使える「2WEYバイク」の人気車種を紹介します。

無理なくスムーズに自転車に乗れるようになる上、金額が抑えられるという面もあるので、選ばれることが多くなっているのです。

【2WEYバイクのメリット・デメリット】

2WEYバイクの人気ランキング

本体の重量やタイヤの種類など細かく検討すると多くの比較ポイントがあり、一概にどの車種が一番と言い切れないところがあります。

最終的にはコストパフォーマンスや好みによって選択されることも多いのです。

順位をつけるのは非常に難しいのですが、性能、販売台数、コスパ、口コミ評価の高さなどをもとにランキングを作成しました。

【キックバイクの比較ポイント】

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以下、人気の2WEYバイクtop9を、商品名、メーカー、価格、対象年齢・身長、耐荷重、サドルの高さ、本体の重量、フレームやタイヤの素材、ブレーキやスタンドの有無、インチ数を一覧表にまとめたものです。

商品名	写真	ランキング	メーカー	価格（税込）	対象年齢(適正身長)	耐荷重	サドルの高さ	本体重量	本体フレーム素材	タイヤ素材	ブレーキ	スタンド	インチ数	ペダル取付け時間	公道走行
ストライダー14x		1位	STRIDER (ストライダー)	定価29,700円	3.5～7歳 (95～125㎝)	36kg	38～55㎝	約5.9kg (ペダル付きで約7.4kg)	スチール	ゴム	有(両手)	無 (オプション 2,090円)	14	約3分	可
ケッターサイクルⅢ		2位	トップ	約27,000円	2歳～ (85㎝～)	25kg～	33㎝～	約6.1kg～(ペダル付きで約8.1kg～)	スチール	ゴム (12インチのみ 発泡ウレタン)	有(両手)	有	12～18	約5分	可
3WEY キッズバイク		3位	JGUAN	約16,000円	2.5～5歳 (90～105㎝)	35kg	38～46㎝	約8.0kg (ペダル･補助輪含む)		エア	有(片手)	有	12	約10分	不可
ケルコグバイク		4位	TKクリエイト	定価21,780円	3～6歳 (90㎝～)	30kg	43～55㎝	約4.6kg(ペダル付きで約5.8kg)	スチール	エア	有(両手)	有	12	約3分	不可
D-Bike マスターFit		5位	ides(アイデス)	定価31,900円	3歳～ (90～105cm)		37～51㎝	約9.0kg (ペダル含む)	スチール	ゴム	両手 (Vブレーキ採用)	有	14～18	約5秒	可
へんしんバイク2		6位	ビタミンiファクトリー	約23,100円	2～5歳	30kg	31～42㎝	約4.5kg (ペダル付きで約6.3kg)	スチール	ゴム	無	無	12	約20分	可
へんしん バイクC14		7位	ビタミンiファクトリー	定価29,700円	3～7歳	35kg	36～53cm	約5.5kg (ペダル付きで約6.9kg)	スチール	ゴム	有(両手)	有	14	約20分	可
JD Bug トレーニングバイク		8位	JD RAZOR	定価11,880円 (＋別売ペダル5,280円)	3～5歳	30kg		約3.6kg (ペダル無し)		エア	有(片方)	無	12	約5分 (ペダル別売)	不可
twoweybike.		9位	サカイサイクル	約18,000円	3～6歳 (90～105cm)		39～50cm	約6.7kg (ペダル付きで約8.1kg)			有(両手)	有	14	約5分	不可
Rennrad12″ (レンラッド12)		10位	Ming Cycle Industrial	定価34,100円	2.5歳～ (85cm～)				アルミ	ゴム	有	有	12～18	約30分	可

※価格欄の「定価」は公式ショップでの販売価格、「約○○円」の表記は楽天、Amazon等の平均的な価格を表示しています。

※空欄は、公式ページ、販売サイトいずれにも表記されておらず、不明なものです。

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ランキングの詳細

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① ストライダー 14x

特徴

ストライダーシリーズ初の2weyタイプ「ストライダー14x（フォティーンエックス）」。多くのバランスバイクが12インチであるのに対して、こちらは14インチと少し大きめ。3歳半頃からの使用を想定しており、7歳まで長く使える。3分でペダルを装着することができ、公道走行可能となる。ペダルが小さく、こぎ始めが軽いので、子どもが扱いやすい仕様になっている。

評価

・長期間使用することができ、自転車への移行がスムーズに行える。人気の「ストライダー」シリーズの長所を引き継いでいる上、ペダルの着脱が容易で、公道を走行できる点も高評価。

・少し大きくなってからのバランスバイクデビューにはぴったりだが、2歳頃からの使用を検討している場合にはストライダースポーツタイプ（キックバイク単体の車種）が選ばれることも多い。

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② ケッターサイクルⅢ

特徴

「ケッターサイクル」シリーズの3作目で、株式会社トップ（※下の備考参照）より2024年春に発売されている。12～18インチまで4つのサイズがあり、サドルの伸びしろが長いため、いずれも5年間ほど使用できる。約5分で自転車ユニット取付け可能。自転車モードでは公道を走行できる。一般的な自転車より前方に位置するペダルと適切なハンドル幅により、上体の起きた視野の広い姿勢で安定して乗車できるよう設計されている。サドル後方には補助する大人が持つサポートハンドルを装備。オプションでバスケット（前かご）、フェンダー（泥よけ）を付けることができる。

【インチ別の規格】

インチ数	年齢 (目安)	適応身長	制限体重	サドル の高さ	ハンドル の高さ	タイヤ 素材	重量 (足けり)	重量 (自転車)	オプション
12	2～6歳	約85～115㎝	25kg以下	約33～48cm	約52～60㎝	発泡 ウレタン	約6.1kg	約8.1kg	バスケット
14	3～7歳	約90～120cm	25kg以下	約34～53cm	約55～64cm	ゴム	約7.5kg	約9.3kg	バスケット フェンダー
16	3.5～8歳	約93～125cm	25kg以下	約37～58cm	約61～70cm	ゴム	約7.8kg	約9.8kg	バスケット フェンダー
18	4～9歳	約100～130cm	35kg以下	約40～61cm	約66～77cm	ゴム	約8.2kg	約10.7kg	バスケット フェンダー

評価

・サイズ展開が広く、年齢に合わせて選べるのが魅力。ペダルの着脱が簡単で、公道も走行できる。

・乗車中に姿勢良く、さらに視野が広くなるよう考えて設計されている。必要な装備がすべてそろっている上、大人が補助する際のサポートハンドルまであり、標準装備が充実している。

・12インチで公道走行可能な車種は貴重。ただ12インチのみタイヤがゴムでなく発泡ウレタンという点だけが少し気がかり。

備考

「ケッターサイクル」は元々、ピープル株式会社の自転車部門「peopleじてんしゃ」より製造販売されていたが、2023年10月からピープルの自転車事業は株式会社トップに継承された。そのため「ケッターサイクルⅠ・Ⅱ」はピープルのロゴが入っているが、2024年春以降に発売された「ケッターサイクルⅢ」は「TOP（トップ）」というブランドロゴになっている。

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③ 3WEYキッズバイク

特徴

ペダル後付けで自転車にもなる2WEYタイプに、さらに補助輪がついた3WEYバイク。①キックバイクで二輪車のバランス感覚を身につけた後、②補助輪をつけて練習することでペダルのこぎ方を知り、体幹も鍛えられる。③それから補助輪を外す･･･という3段階を経ることで、よりスムーズに自転車へ移行できる仕組みになっている。後輪ブレーキが付いており、小さな手に合わせてブレーキレバーの幅を調整できる。フットレスト、キックスタンド、空気入れなど、標準装備が充実。

評価

・ブレーキ、フットレスト、キックスタンド、補助輪などの装備がしっかり付いており、3WEY仕様で長く使える。とくに補助輪があることで自転車に移行しやすい。

・組み立てに少し時間がかかるという意見もあるが、丁寧な説明書があるので安心。公道は走行できないが、手頃な価格で装備は十分なので、選ばれることが多い。

・同じ販売サイトでも、対象の記載が「2歳半～5歳（身長85～105㎝）」と「2～5歳（身長90～105㎝）」の2種類あるが、公式サイトがないので確実ではない。ただサドルが他の車種より高く「38～46㎝」となっているので、2歳や身長85㎝からの乗車は難しいと思われる。また耐荷重も表記されていない。

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④ ケルコグバイク

特徴

両手ブレーキなど必要な装備がついた上で、キッズ自転車の半分以下という超軽量タイプで扱いやすい。ペダルの着脱も容易で、工具を使わずダイヤルを回すだけ、3分ほどで手軽に着脱できる。ペダルを付けても公道は走行できない。キックバイクから自転車タイプに移行しやすいよう、足を乗せるフットレストが付いている。

評価

・ブレーキ、フットレストなどの装備がしっかり付いた上で、軽量なので扱いやすい。

・価格が比較的抑えられており、ショップによっては15,000程度で購入できるところもある。公道を走行できないという点だけが残念。

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⑤ D-Bike マスターFit14

特徴

3位のキックスALと同じ「ides（アイデス）」の2WEYバイク。14インチのほか、16・18インチの商品があり、体格に合わせて選ぶことができる。一般的な子ども用自転車の56％の力でピタッと止まれる「Vブレーキ」を採用。特許取得の「ヘンシンスイッチ」によりワンプッシュ5秒でペダルの着脱ができ（ボルトで締めて完全固定も可能）、自転車へのスムーズな移行が実現。サドルに持ち手がついているので大人が補助しやすく、別売で補助輪もあるので慎重な子どもも挑戦しやすい。現在なぜか適正体重が示されていないが、以前は30kgの表記があった。JIS規格より厳しい安全規格で検査を行っており、安全面では信頼度が高い。

評価

・Vブレーキ、滑りにくい細身のグリップ、ハンドルストッパーなど、安全面への細やかな配慮が行き届いている。

・ゴムタイヤ、クッション製のあるシート、幅広ハンドルなど、安定走行のための工夫も高評価。

備考

安全基準が厳しいという要因はあるが、適正体重の表記がないこと、さらに適正身長の幅が15㎝しかなく、3万円超えの金額に対して使える期間が短くなる可能性があるのが心配な点。メーカーに問い合わせたところ、以前は耐荷重30㎏の表記があったが、安全基準が変わり、現在は適正体重の明確な記載がないとのこと。

平均身長だけでみると、適正身長の90～105㎝に該当するのは、男子が2歳7ヵ月～4歳10ヵ月、女子が2歳9ヵ月～4歳11ヵ月頃。さらに対象年齢3歳以上という規定もあるので、年齢と身長だけでみると、2WEYなのに使用できる期間が2年未満になる可能性もある。商品規格が気にならなければ「ストライダー14x」と同じインチ数なので、サドルの高さからすると6歳ぐらいまで乗れるようにも思うが、適正身長から考えると対象の幅がかなり狭くなってしまう。品質に間違いがない分、その点だけが残念（なぜこの規格なのか疑問が残る）。

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⑥ へんしんバイク2

特徴

丈夫な車体の2WEYバイク「へんしんバイク」の2代目。初代に比べて本体が1.5kg軽量化。サドルも4.5cm低くなり、2歳でかかとが付くところまで下がるので、安心して乗ることができる。60TPIロードバイクタイヤ採用で凸凹道も楽々、安定感抜群。ペダルを付けると公道走行可能。ペダルをこぐ練習もしっかりできるよう、梱包用の段ボールをスタンド代わりにできるという仕様。2023年グッドデザイン賞受賞。

評価

・12インチの2WEYバイクの中で、人気の高い車種。ゴムタイヤで安定して公道を走ることができる。段ボール箱がペダル練習台になるというアイデアも評価が高い。

・初代のへんしんバイクは自転車店に持ち込んでペダルを後付けしなければならなかった。2代目は家庭で取付けられるように改良されたものの、後付けペダルのパーツが多く、ほかの2WEYバイクに比べて取付けに時間がかかる。現在、自転車店などでの取り扱いがなく、公式ホームページからのみ購入可能。

へんしんバイク2公式｜2歳からゆる自転車デビュー

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⑦ へんしんバイクC14

特徴

細部までこだわった仕様で信頼性の高い「へんしんバイク」シリーズの14インチサイズ。3歳頃のキックバイクデビューから小学校低学年での自転車での乗用までを見越して設計されたデザイン。本体はアルミより重量のあるスチール製だが、細く無駄のないフォルムにすることで価格を抑え、軽量化も実現した。本体が梱包されている段ボール箱をスタンド代わりにしてペダルをこぐ練習をするというアイデア。ブレーキワイヤーはフレームの中を通すことですっきりしたスタイルに。2023年グッドデザイン賞受賞。

評価

・乗りやすさや扱いやすさを追求し、細部まで丁寧に作られたデザイン。段ボール箱がペダル練習台になるというアイデアも評価が高い。

・後付けペダルのパーツが多く、ほかの2WEYバイクに比べて取付けに時間がかかる。現在、自転車店などでの取り扱いがなく、公式ホームページからのみ購入可能。

へんしんバイクC14公式｜グッドデザイン賞受賞

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⑧ twoweybike.

特徴

子ども用自転車の開発に特化した「サカイサイクル」のオリジナル2WEYバイク。子どもが直感的に、自然な感覚で乗り出せる構造。左右非対称（アシンメトリー）のフレーム構造により、ペダルモードの剛性が上がり、チェーン外れを防止。組み立て不良による危険を減らすために簡単に組み換えができる仕様にし、車体の軽量化も同時に実現。色展開にもこだわり、落ち着いた「くすみカラー」の商品が人気。

評価

・JIS規格をベースにした品質基準で、安心安全かつ快適に乗れる仕様になっている。くすみカラーなど、他の車種であまり見られない色展開で選ばれることも。

・「乗用玩具扱いのため、公道での走行は推奨しておりません。」との注意書きがあり、公道では使用できない。

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⑨ JD Bug トレーニングバイク（Airタイヤ）ブレーキ付き

特徴

キックスクーターが有名な「DJ RAZOR」のトレーニングバイク。ゴムタイヤ採用の重量級で、走行が安定しやすい。別売のペダル「ギアボックス（税込5,280円）」を後付けして2WEY仕様にすることができ、自転車へのスムーズな移行が可能。公道の走行は不可。

評価

・対象年齢が3歳以上と高めな分、体重30kgまで長く乗ることができる。

・特徴的な見た目で好みが分かれるが、別売のペダルを本体に差し込む形で後付けでき、2weyで長く使えるのが魅力的。ペダルを付けても自転車の用件は満たさず、公道の走行ができない。

※同シリーズでブレーキ無し、EVAタイヤ採用のトレーニングバイク（税込10,780円）も発売されているので、購入の際には要注意。重量や対象年齢は同じだが、こちらはペダルの後付け不可。

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⑩ レンラッド12

特徴

「レンラッド」はドイツ生まれのステップアップバイクで、12～18インチのサイズ展開がある。本体フレームをはじめ多くの部位がアルミ製で軽量。前後ブレーキに加え、万が一の転倒時に備えてフレームパッドとハンドルバーパッドを標準装備。ペダルを逆回転させることで制動力を発揮するコースターブレーキ（日本のJIS規格にも記載のある、合法的なブレーキシステム）を後ブレーキに搭載している。耐パンク性能と乗り心地の良さにより世界中で高評価を誇るドイツ・シュワルベ社のタイヤ「ビッグアップル」を採用。前後にリフレクター（反射板）があり、側面の反射素材により被視認性を高めることで、最上級の安全性を確保している。フェンダー（泥よけ）も標準装備で、チェーンカバーは子どもの指挟みを防止するフルカバータイプで公道走行可能。

評価

・安全面と乗り心地の良さを重視した仕様で、標準装備がかなり充実している。本体重量の記載がないが、アルミ製で軽量。

・価格が高めで、特徴的なデザインに好みが分かれる。ペダルは家庭で30分程度で装着できるが、正規販売店に依頼することを推奨されている。

・レンラッドには「コースターブレーキ」が採用されているが、日本国内で広く使われている形式ではないため、その仕組みやメリットが広く知られていない（欧米では幼児車や街乗り自転車で広く用いられており、日本のJIS規格にも項目のある正式なブレーキ形式。日本の道路交通法にも適合した安全なブレーキ）。自転車店でも知らない場合があるため、メンテナンスなどの際に困る可能性がある。

レンラッドのラインナップ | レンラッド公式サイト

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